霧島の水

名水の里 宮崎県小林市。

市の南西部には霧島連山が、北部には九州山地の山岳が連なり、その山麓に広がる小林市は、市内に約75か所の大小さまざまな湧水があり、湧水のまちとして知られています。

名水百選に選ばれた「出の山湧水」は、ホタルの生息地としても知られ、山に降った雨が、深い森と山に磨かれ、長い歳月をかけて湧き出ています。

霧島の水は、霧島連山の一つ、夷守岳(ひなもりだけ)に降った雨水が20余年の歳月を経て、工場敷地内にある地下183mの井戸より自噴する硬度140mg/ℓの中硬水です。

硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの濃度の指標で、一般的に硬度100mg/ℓ以下を軟水、101~300mg/ℓを中硬水、301mg/ℓ以上を硬水と呼びます。

中でも中硬水の魅力は軟水よりもミネラルを多く含んでいながらも、硬水と比べて飲みやすい点です。

霧島の水はしっかりとした飲み口でありながらまろやかな味わいで、硬水は苦手という方にもおすすめです。